輸入米がじわじわと注目を集めるなか、「どんなおかずと合わせるのが正解?」という疑問に迫ります。今回は、カリフォルニア産「カルロース米」と台湾産「むすびの里」を実際に炊いて、肉料理・魚料理それぞれとペアリング。なにわ男子の藤原丈一郎さんはどっち派?味や食感、そして価格も含めてしっかりレビューしてくれました。あなたはどっち派?ぜひ参考にしてみてください。
この記事は広告を含みます。
輸入米の価格事情

手頃さが魅力!国産米と比べて家計にもやさしい今回取り上げたカルロース米(アメリカ産)は、都内のスーパーで5キロ3,000円台で販売されており、国産米と比べてかなりリーズナブルな価格帯です。人気も高く、入荷から数日で売り切れてしまうほど注目されています。

一方、台湾産のむすびの里は、5キロで3,769円。国産米より少し安く、品質も安定しており、日本米と変わらない炊き方で楽しめるのがポイント。
輸入米というと「品質は大丈夫?」と心配になるかもしれませんが、炊き上がりや食味に関しても申し分なく、コストパフォーマンスの高さは見逃せません。物価が高騰する今、「おいしいごはんを、少しでも手頃に食べたい」という方にとって、輸入米は強い味方になるはずです。
〜カルロース米とむすびの里で探る“ベストペアリング”〜
カリフォルニア産カルロース米と肉料理──濃い味と軽い口当たりの絶妙バランス
粒立ちしっかり、食感はややアルデンテ

カリフォルニア州で育まれる「カルロース米」は、日本米とタイ米の中間のような特徴を持っています。

一粒一粒が大きめで、噛みごたえのある食感。

炊きあがりはさっぱりとしていて、米自体の主張は控えめ。だからこそ、おかずとの相性が肝になります。

カルロース米の炊き方は水に浸さず早炊きモードで炊くのがおすすめです。特におすすめしたいのが、濃い味付けの肉料理。

たとえば煮込みハンバーグ。肉汁と甘辛いソースをしっかり受け止めてくれるカルロース米は、軽い口当たりだからこそ重たくならず、どんどん箸が進みます。

ほかにも牛丼やチキン南蛮とも好相性で、タレがしっかり絡んだ料理ほど美味しさが引き立ちます。
カルロース米と魚料理──甘めの照り焼きがベストマッチ
和の魚料理とも相性◎ 甘辛テイストが鍵

一見、アメリカ産の米と和の魚料理はミスマッチに思えますが、実は照り焼きのような甘めの味付けがぴったり合います。特におすすめしたいのがサワラの照り焼き。

砂糖をやや多めに加えた甘辛い味付けにすると、カルロース米の軽やかさと見事に調和します。

意外な発見でしたが、照り焼きのタレが米によく絡むことで、魚の旨味と米の甘みが引き立ちあうように感じられました。

また、うなぎの蒲焼やパエリアなど、味のしっかりした魚介料理とも非常に相性が良く、カルロース米の楽しみ方がぐっと広がります。
台湾産むすびの里と肉料理──甘みとモチモチ感が光る
さっぱり豚しゃぶにぴったりな一膳

台湾産の「むすびの里」は、日本米と同じジャポニカ種に分類されるお米で、ふっくらとした炊き上がりと自然な甘みが魅力。炊き方も日本米と変わらず、いつもの水加減と時間でOKという扱いやすさも嬉しいポイントです。

このお米に合うのは米の味が濃いので、逆にさっぱりとした料理。

たとえばポン酢でいただく豚しゃぶ。むすびの里のほのかな甘みともちもちした食感が、さっぱりした肉とのバランスを完璧に整えてくれます。

ごまダレでは重たくなるところを、ポン酢の軽やかさが全体を引き締めてくれる印象です。

また、蒸し鶏や肉寿司とも相性が良いです。
むすびの里と魚料理──脂と香味野菜の絶妙なハーモニー
サバの混ぜご飯で、台湾米の可能性を再発見

香り高くふんわりとしたむすびの里には、香味野菜を使った魚料理がおすすめ。

サバの塩焼きを使った混ぜご飯は、大葉や梅干し、ゴマがアクセントとなり、サバの脂と米の甘みが互いを引き立てます。まさにご飯が主役にもなる一品。

しっかりした食感があるからこそ、ほぐし魚とも混ざりやすく、見た目にも美しい混ぜご飯に仕上がります。

ほかにも焼き魚や刺身といった、シンプルな和食スタイルとの相性も申し分ありません。
なにわ男子の藤原丈一郎さんはどっち派?
藤原丈一郎さんは:お魚派でした。
理由は?「どっちも良かったんやけど、サバの混ぜご飯。あれ美味しかった。輸入米をね、こう、がっつり食べるのは初めてだったんで、どうなのかなと思ったんですけど、全然バクバク食べれたので、すごいおすすめですね。」との事でした。
スタジオのアナウンサーみなさんは3:2でお魚派でした。
【まとめ】
今回、改めて輸入米の実力に驚かされました。特にカリフォルニア産のカルロース米は、肉料理と組み合わせたときのタレの吸い込み方が絶妙で、海外米に対する印象が大きく変わりまますね。一方で、台湾産のむすびの里はやはり日本人の舌に自然に馴染む味わい。どちらもその特徴を理解したうえでおかずを選べば、家庭の食卓がもっと楽しくなりそうです。さて、あなたは肉派?魚派? ぜひ試して、お気に入りの“マイ・ペアリング”を見つけてみてくださいね。では、またbyほーちゃん
コメント