今日6月23日のめざましテレビで、中井貴一さんと小泉今日子さんのドラマ内容をお話が特集されたした。その内容をまとめた記事になります。
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内容は12年に放送され、大人たちの共感を呼んだドラマ『最後から二番目の恋』。
その11年ぶりの続編『続・続・最後から二番目の恋』がついに最終回を迎えます。
「終わってほしくない」「ずっと観ていたい」——そんな“千明と和平ロス”の声が、SNS上にもあふれています。
このドラマは、ただの日常ストーリーではありません。
日々の生活に寄り添いながら、「年齢を重ねること」や「他者と生きていくこと」の意味を、やさしく、時に鋭く問いかけてくれました。

最初に小泉さん、中井さんのコメント
和平役の中井さんのコメント:和平っていう役が 本当に皆さんに愛されてるんだなというふうには思います。
千秋役の小泉さんのコメント:なんとなく皆さんの毎日と地続きにドラマの中の人たちが生きているっていうふうに。受け止めてもらえてるのかなって。
■ “大人の恋”って、こんなに不器用で愛しいんだ
小泉今日子さん演じる吉野千明は、50代も後半になったテレビプロデューサー。
中井貴一さん演じる長倉和平は、鎌倉市役所に勤める真面目でちょっと頑固な元サラリーマン。
ふたりは、恋愛というよりも“同志”のような関係から少しずつ距離を縮めていきます。
でも、若い頃のように感情のままにぶつかることはできません。
過去の経験、周囲への気遣い、年齢による心と体の変化——
それらすべてが、ふたりの関係を複雑に、でも深くしていきます。
この不器用さが、実にリアルなハートフルな物語です。
まさに「大人の恋愛ってこうだよな」と、思わず頷いてしまう瞬間ばかりでした。
■「寂しくない大人なんて、いない」第1話より

このセリフは、初回から多くの視聴者の胸に刺さりました。
仕事があっても、家庭があっても、趣味が充実していても——
ふとしたときに感じる孤独や不安。
でもこのドラマは、そんな“寂しさ”に蓋をせず、ちゃんと描いてくれました。
そして、「それでも生きていける」とやさしく背中を押してくれるのです。
■ 心に残る、名シーンの数々
● 「ずっと一緒に生きていくんでしょ?私とあなたは。」
ドアごしのやり取り。
コロナに感染した千明と、離れて向き合う和平のシーン。
「ずっと一緒に生きていくんでしょ?私とあなたは。」
その一言に、涙した人は多いのではないでしょうか。
隔離されても、見えなくても、心がつながっていることの強さ。
それは、コロナ禍という時代背景を越えて、すべての“距離”に悩む人の心を打ちました。
● 「年を取るって、悪いことですか?」第10話より

和平が千明をそっと抱き寄せたあの夜。
若くなくても、好きな人を抱きしめたっていい。
年齢を理由に愛を遠ざける必要なんて、どこにもない。
「私たち、なんか悪いことしたんですかね?」
この問いに対して、私たち一人ひとりがどう答えるか。
このドラマは、静かに投げかけてきます。
■ 聖地・鎌倉に集まる“和平ファン”

ドラマの舞台となった鎌倉には、最終回を前に多くのファンが訪れています。
極楽寺駅では記念撮影をする人が絶えず、物語に登場したそば屋「北橋」には、朝から行列が。

また、小泉さんがドラマで使用したピンクのバッグが即完売するなど、ファッションアイテムまで注目される現象も起きました。
ドラマで使用されたバックの名前は「Pocket Poofy Bag」興味のある方はこちらが公式サイトです。
それだけこのドラマが、生活の中に深く根ざしている証拠です。
■ 若い世代にも届いた“千明と和平の言葉”
驚くことに、このドラマには10代・20代の熱心なファンも少なくありません。
「小学生のとき、母と一緒に観ていた」という声や、「初恋は和平さんだった」というエピソードも。
今ではその子たちも大人になり、「こんなふうに年を重ねたい」と感じながら観ているのです。
それほどまでに、この作品は世代を超えて、心を通わせる力を持っていたのでしょう。
■ 大人になることは、悪くない
このドラマが一貫して伝えてきたのは、「年を重ねることは、何も失うことじゃない」というメッセージ。
変化していく自分に戸惑いながらも、誰かを想い、支え合いながら生きていく。
そしてバトンを“受け取る側”から、“渡す側”へと立場が変わっていく人生の流れ。
それを穏やかに、でも確かな感情で描いてくれたこのドラマは、大人の教科書のようでもありました。
■ 今夜、二人はどんな未来を選ぶのか
いよいよ今夜、最終回。
千明と和平が、どんな未来を選ぶのか。
これまで共に笑い、共に泣いてきた私たちは、その答えを静かに見守ることになるでしょう。
ドラマの終わりは、私たちにとって“始まり”かもしれません。
彼らが見せてくれた、大人の愛と人生のリアル。
それを胸に、明日もまた自分の物語を歩いていきましょう。今夜の最終回が楽しみですね。
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